将来もっと不幸な時が来るかもしれないのだから、今不幸だと思うのは愚かしい。
―――セネカ
尸忌 尸 (よりまし かばね)とは、
東方九頭龍事変 第弐章「東方矛盾葎 ~ Miscellaneous Oxymoron.」に登場する1面のボスキャラのことである。
潜在能力的には4~6面ボス級以上で、単独で「異変(バイオハザード)」を起こせる。
東方矛盾葎において、彼女が象徴する形容矛盾は「生ける屍」。
設定の多くがゾンビ等のブードゥー教ネタや、哲学としての「死」に関連するネタで構成されている。
彼女は東方矛盾葎の時に人里や社会的な妖怪に魔薬を与え、終末論を囁き、人々から活力を奪って回っていた。
本人には悪意は無く、幻想郷崩壊を前に、人々を安楽死させるつもりで活動していた。
事実、彼女の影響下にあった地域はパニックが起こらなかった。
また、突如出現したグール(クトゥルフ神話版)達を能力で抑え込み、人々を護っていた。
もとは幻想郷において、頑丈さ以外突出した物の無い異境の屍巫女であった。
龍脈が暴走した時、膨大な霊力を得て、此度の騒動を起すことになる。
| 名前 | 「尸忌尸」(よりまし かばね) |
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| 二つ名 | 「墓場の男爵夫人」(バロネス・シミテール) |
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| 能力 | 「生ける屍を作り操る程度の能力」 |
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| 種族 | 「屍人(ゾンビ)」 + 「魔女(ボコール)」 |
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| 登場 | 東方矛盾葎の1面 「黒衣と白い魔薬 (白日夢の暗黒街)」 |
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| テーマ曲 | 「胸詰童子は穢悪 ~ Detestable Lamentation.」 |
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スペルカード
| No. | スペルカード名 | 使用場面 | | スペルカード名 | 使用場面 |
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| 第1符 | 魔薬「幸せになれる薬」 | 1面:Easy / Normal | | 屍薬「ゾンビパウダー」 | 1面: Hard / Lunatic |
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| 第2符 | 屍符「リビングデッド」 | 1面:Easy / Normal | | 死覚「メメントモリ」 | 1面: Hard / Lunatic |
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| 第3符 | 拐符「トントンマクート」 | 1面:Easy / Normal | | 屍袋「ブギーマン」 | 1面: Hard / Lunatic |
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| 第4符 | 屍刑「ライヒスアハト」 | 1面:Easy / Normal | | 滅刑「ダムナティオメモリアエ」 | 1面: Hard / Lunatic |
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| 最終符 | 屍紋「死者の掟の表象」 | 1面:Easy / Normal | | 魔紋「死霊秘法:刺青版」 | 1面: Hard / Lunatic |
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尸忌尸が倒された後、グール(クトゥルフ神話版)は駆けつけてきた西行寺幽々子らによって滅殺される。
霊媒体質な上、強力な魔道書(ネクロノミコン)の所持者ということもある。
悪霊と繋がりで次回作の破壊神(ラスボス)とも関わる予定。
以下詳細。
名前
尸忌 尸 (よりまし かばね / Yorimashi Kabane)
名前の由来
●「尸忌」(よりまし) ← 尸童(よりまし)+ 忌々(いまいま)しい
ヨリマシ 【憑坐 / 尸童】
〔寄り坐(ま)し、の意〕ものつき。神霊が依り憑く人間。
特に、祈祷師が神霊を乗り移らせたり、託宣を述べさせたりするために伴う童子や婦女や人形。
尸忌尸はブードゥー教の神々の依り代になる巫女でもある。
*****忌*****
古来日本では、『死』を怖れ、身近に無い方がいい事柄とし、「ケガレ(穢れ・気枯れ)」と考えて遠ざけて(忌んで)きた。
忌中は、自分が「忌むべき状態にある」という事を言う。この期間は、世間対しても諸事慎むそうだ。
この期間が過ぎると忌明けとなる。
●尸(かばね) ← 屍(しかばね)
尸の字はヒトが横たわっているようすに象り、死体を意味する。
字義は①しかばね。人間の死体。ぴんと硬直して伸びた人体。〈同義語〉屍。
②かたしろ。古代の祭りで、神霊の寄る所と考えられた祭主。
▽孫などの子どもをこれに当て、その前に供物を供えて祭った。後に肖像や人形でこれにかえるようになった。
③死体のように硬直して横たわる。 ④死人のように動かない。
「尸尸 (かたしろ かばね)」という名前でも良かったかも。
当初は「尸互尸 (したがい かばね)」という名の予定だったが、字の形が「PSP」に似ていたので却下した。
二つ名
「墓場の男爵夫人」(バロネス・シミテール::Baroness Cimetiere)
尸忌尸はハイチのブードゥー教の死神であるゲーデと神婚した巫女である。
ゲーデには数々の異名があり、「墓場男爵(バロン・シミテール)」もその一つである。
よって彼の妻たる尸忌尸は、「墓場の男爵夫人(バロネス・シミテール)」と呼べる。
別に「屍花嫁」とか「死神神婚屍死花花花嫁(しにがみ しんこん しかばね しかばな はなよめ:コープス・ブライド)」でも良かったけど、
神婚であっても新婚ではないので花嫁は却下。
「生ける屍」(リビング・デッド:(Living Dead))
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロの作品においてのゾンビの呼び名。
ファンタジーよりも、ウィルス等によって発生するSF的ゾンビに使われる傾向の言葉だそうだ。
尸忌尸はゾンビと言うより、より上位の不死者(アンデッド)であるリッチの方が近い。
「永久に枯れぬ解語の花」(インペリジェブル・ダムゼル:Imperishable Damsel)
「永久(とわ)に枯れぬ」…尸忌尸は「インペリジェブル:不滅の、不死の」存在である。
「インペリジェブル(Imperishable)」には「腐敗しない」という意味もあり、ゾンビへの形容矛盾に係る。
「解語(かいご)の花」・・・美人のこと。言語を理解する花の意で、唐の玄宗が楊貴妃をさして言ったという故事が元。
「ダムゼル(Damsel)」とは古い言葉で「(高貴な生まれの)少女」の意。
全体の意味としては、「美人薄命」に対しての形容矛盾として名付けられた。
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