がんと診断されたら、次のことを心がけてください。
- 孤立しない(一人で悩まない)
- 家族が一緒になって悩まない (家族みんなが不安に落ち込むのは危険です)
- 家族以外の話し(相談)相手を持つ
- 社会とのつながりをもつ(趣味のグループ、社会活動などへの参加)
- がんでは死なないことを知る
- 治った人の話を聞く
- リラクセーション法で日々のストレスを消す
- 大きな悲しみは、早く昇華させる
- ストレスの原因になっている「問題」を解決する
- 自分でも治そうという意思を強く持つ
- 趣味を増やす
- ウツになるのを防ぐ
一人で孤立すると不安感や恐怖心が続き、ストレスになります。また孤立すると気持ちが「ウツ」になっていきます。ウツは免疫力を低下させます。免疫力の低下は、がんを再発、進行させることになります。
がんを進行させる要因の一つがウツです。ウツに陥ることだけは、避けなければなりません。
また、家族が一緒に悩んだり不安がると、それがお互いのストレスになり、家族生活が暗くなって、ストレス度は倍増します。
がんがみつかったからといって、不安や絶望に落ち込んでいてはいけません。不安や絶望は免疫力を低下させるので、がんが悪化したり、再発しやすくなります。
がんになっても死なない人が大勢います。がんをきっかけに、これまでの悪い生活を改めたら、前よりもからだが元気になり、生活が楽しくなったという人がたくさんいます。その人たちは「奇跡」ではありません。がんは「死の病」ではないのです。
がんは「死の病」ではないことを確信して、不安や恐怖心が消せれば、免疫反応が正常に働き、がんは悪性化することはありません。 また、発がんの原因である悪い生活習慣を改め、気持ちを前向きに切り替えることができれば、体の自己治癒力によって、がんは「自死」して消えていきます。
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リラクセーション法は、筋肉の緊張をゆるめることで、交感神経系の活動を弱める働きをします。その結果、交感神経によって押さえられていた免疫反応が動き始めます。 また、自己治癒力も高められます。
- 静かな場所で行う。(涼しく薄暗い部屋や、寺院や教会の礼拝堂など)
- 意識を集中する対象がある。(単調な言葉や音など)
- らくな姿勢で行う。
- 受動的な思考状態にして、特定の考えや思いにとらわれることなく、思いが浮かぶままにまかせる。うまくいっているかどうかも気にしないこと。
(このことはとても重要)
1970年代初めに、ハーバード大学医学校の心臓学者・ハーバード・ベンソン博士によって考案されたもので、リラクセーション法の中ではもっとも簡単で実践しやすいものです
静かで心地よい環境の中で、一つの音(例えば「One:ワン」や「Om:オーム」)などの言葉を、呼吸に合わせながら繰り返し唱えることで、超越瞑想(TM)の効果を得ることができます。
日本人の場合は数字の1を数えるとよいでしょう。
- らくな姿勢でゆっくりと座ります。あるいは仰向けに寝ます。
- 全身の力を抜き、目をつむり、呼吸に意識を集中させます。
- 数の1(イチ)をくり返し数えながら、深く、静かに呼吸を続けます。
- 「イー」で深く吐き、「チ」で吸います。
- こころの中で、静かに、必ず同じ数を数え続けるのがポイントです。
1930年代にシカゴ大学のエドマンド・ジェイコブソンによって考案され、不眠症やストレス性疾患の患者さんや、さまざまなストレスケアに応用されています
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- 静かな場所に腰掛けます。
- 右のこぶし、左のこぶしから始め、しだいに体の特定の筋肉群を緊張させ、次にそれを弛緩(ゆるめ)させます。
- 続いて、両前腕から上腕、前額、両目、鼻、両ホホと口、首、胸、背中、腹部、大腿、ふくらはぎ、足首というように、緊張と弛緩を繰り返していきます。
- それぞれの緊張は10秒間ぐらい。ポイントは、筋肉がゆるむのに意識を集中し、そこに広がるリラックスの感覚を実感します。
- この方法は体自身の感覚を使ってリラックスを誘導するので、反応がはっきりした形で表れます。
- また、どこでもできて、特別な装置も必要としません。
20世紀の初めに、ドイツの心理療法家・ヨハネス・シュルツによって考案されました。 自己催眠法の一つで、一定の言葉を繰り返すことによって起こるからだの変化を感じとります。それによって、心身にやすらぎと平穏が得られます。
静かな場所で、椅子に深く腰掛けて頭を前に下げ、リラックスして行います。あるいは、床に大の字に寝て行います。
意識する(こころの中で唱える)言葉と感覚は六段階からなります。
- 第一段階は、「右手が(とても)重い」と、こころの中で唱えることから始めて、左手、右足、左足へと唱えながらその部位に感じるようにします。
- 第二段階は、「右手が(とても)温かい」から始めて、同様に進めます。
- 第三段階は、心臓の鼓動に気持ちを集中して、「心臓がゆったりと規則正しくうっている」と唱えます。
- 第四段階は、呼吸に意識を集中して、「らくに呼吸している」と唱えます。
- 第五段階は、お腹に意識を集中して「お腹が温かい」と唱えます。
- 第六段階は、額に意識を集中して「額が涼しく心地よい」と唱えます。
それぞれの段階で唱える言葉を実際に感覚できるようになるまでには、回数を重ねる必用があります。そのため、十分な効果を得るまでは数ヶ月間の訓練が必要です。
詳しくは専門書をお読みください。
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電子的な装置を使用し、頭皮や指先にセンサーを取り付けて、こころやからだの微細な変化を察知します。
この装置は、リラックスや緊張の程度に応じて、音や光などで信号を発します。
脳波のひとつであるアルファ波の増減や、皮膚の電気伝導の変化などから、体の緊張や弛緩の状態を自分で読み取ることができます。
この装置からの信号を受け取り、自分のこころや体の活動(変化)をながめることで、十分なリラックス状態が得られるようになります。
視覚や聴覚を通じて、自分自身のこころと体の相関関係をはっきり知ることができます。
催眠は、意識を集中させる方法のひとつで、究極のリラックス状態と、すべてを託しきった状態に導く療法です。
自分の感情に対する感受性を高めて、こころの奥にひそんだ過去の出来事を気づかせます。そして、怒りや満たされない愛などの感情を取り除き、それらのエネルギーを自己破壊的な方向から、より建設的な方向へと転換させることができます。
こころに映像を描くことで特定の効果を得ようとする療法です。
そのイメージを使う人が、どのくらい幸福で安心した気分を実感できるかによって、効果が左右されます。
詳しくは専門書をお読みください。
運動には、精神的ストレスを解消する効果があります。
5分~30分の軽い運動でも、筋肉の緊張がほぐれ、それと共に精神面の緊張も解消していきます。
ウォーキングやジョギング、サイクリングなどには、不安の軽減作用や抗ウツ作用があります。
運動は体内でモルヒネ様物質であるエンドルフィンの産生を促進させます。一度分泌されたエンドルフィンは、運動の終了後も体内にしばらくとどまっています。このエンドルフィンが抗ウツ作用をします。
また、運動にはがん細胞を攻撃する免疫反応を高める効果があります。運動で体温が上昇すると、白血球が増加し、T細胞やB細胞の成長が早くなります。また、マクロファージによって作られるインターロイキン1(内因性発熱物質)が、筋肉のタンパク質を分解して、免疫反応が感染やがんと戦うための物質を提供します。
治療する人は、まず精神統一をします。
緊張をゆるめて無我の意識状態に入り、自分の手にエネルギーを集中させて、治癒する力が出やすい状態にします。
次に、治療する相手の体の上にそっと手をかざします。
10センチから15センチ離して手をかざし、相手の体から発しているエネルギーを感じるように、少し動かしてみます。
蝕手法には、リラクセーション反応を引き出す効果があり、発熱、炎症、筋肉系疾患、心身症などの改善に効果があると言われています。
愛するこころ、愛されるこころは、自己治癒力を動かす原動力になります。
誰かを愛することは、愛する相手の健康に良い効果があり、自分自身の健康にとっても良い効果があります。
「希望」の感情には絶大な免疫効果があります。
「信念」は治癒力を高めます。
「パワー」を信じるこころが、体に劇的な変化を引き起こします。。
食べ物にもこころを明るくする栄養成分が含まれています。
そのひとつがアミノ酸のチロシンです。チロシンは脳にとって重要な栄養成分であり、気持ちを明るくする脳内化学物質の原料になり、穏やかな抗ウツ作用があります。
チロシンは高タンパク食品に含まれています。
―参考文献―
「ストレスと病い」関西看護出版
「内なる治癒力」創元社
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